[sitecard subtitle=前回の記事 url=https://musoudou.com/archives/1083] Yの能力の凄さは、患者さんを通していくつか聞くようになっていた。 患者さんのつながりは無双堂のつながり[…]
Yと初めて電話で話してから直ぐに、その能力を目の当たりにさせられた。
久しぶりにある処に行った時に、Mさんと出会った。
「今日、晩飯食べにくるか~。」
とお誘い頂いた。
この時に、いつもと違う流れを感じていた。
何故なら、親しくさせて頂いているが、
そんな事を今まで言われた事がないからだ。
何か違う事が起こりそうな予感があった。
体の調子を聞くと、奥さんの自律神経が良くないから診て欲しいとのこと。
家にお邪魔すると、明るかった奥さんが沈み込んでいて、
体の周りの氣が暗く淀んでいた。
それだけでは無い、家自体が暗くなっていたのだ。
何か嫌な予感がして、Yと接触したこともあり、
試に写メを撮って鑑定をしてもらった。
「奥さんではなく、旦那の方に影がある・・・。」
直ぐにメールの返信が返ってきた。
すると、直ぐに電話が鳴った。
Y 「この人って、海とか川によく行くんじゃない?」
私 「めっちゃ行くよ、暇があったら釣りに行ってる。」
Y 「そうそう、釣りやねん、この人って脚が痛いんじゃない?」
Mさん 「うん、痛い!ずっと痛い・・・」
そういえば、そんな事を言ってた事を思い出した。
随分前に、少し治療をした事があった事も思いだした・・・。
Y 「この人に甚平を着た男の子が脚に憑いているよ、
優しい人やから、憑いているね、一緒に釣りをして
遊んでいるだな。5年くらい前から脚が痛いと思うよ。」
Mさん 「確かに5年くらい前から右脚が痛い・・・」
Y 「2年くらい前から顕著に痛くなっているはず。
靴の片方のすり減り方が違うのも気付いていると思うよ。」
Mさん 「そうやね、2年くらい前から顕著に痛くなった。
靴のすり減りも違うのは知っている・・・。」
Y 「それで、先生~、私に除霊しろって言ってるの~?」
私 「お、お願いできますか・・・?」
私は興味があった。
私のやり方と何が違うのか?
どんな変化を起こすのか?
私は、Mさんの右脚に氣の変化を感知しようと、手をかざした。
この時、掌を向けると私の氣が影響を与えてしまうので、
甲を相手に向けて感知モードに切り替えていた。
私 「どんな感じがしますか?」
Mさん 「何か温かいんや・・・。」
その時分、少し肌寒く、Mさんの左側に薪ストーブが炊かれていて、
左が温かい筈なのに右脚の方が温かいという。
しかし、私が感じたモノはそんなに具体的な変化ではなく、
何かコチョコチョ動いている変な感じだった。
これは意外だった、もっと「オリャー~」
みたいな具体的なエネルギーが飛んで来るのかと思っていたからだ。
5分後
Y 「とれたよ・・・。ゴホッ、ゴホッ、子供だから暴れまわって
喉の方に逃げられたから、咳がでた・・・ゴホッ、・・・。」
Yの除霊スタイルは、写真を通して右手から吸い込み、
脳の異空間に取り込んで除霊するという、唯一無二の特殊なやり方だ。
その時に気管支の方に逃げたから、咳き込んでいたのだという。
Y 「いつも釣りする時に、小さな椅子を持って行ってた筈
なんだけど、それに座るのが好きだったみたいだから、
しばらく供養だと思って持って行ってあげて欲しい。」
Mさん 「確かに、釣りの時の小さな折りたたみ椅子がある・・・。
分かりました・・・。」
この後、メールでMさんの性格や今後の仕事がどんな風になるのかを付け加えていた。
それはMさんの事を的確にとらえていたので驚いた。
凄いとは思っていたが、体験すると尚のことだ。
どうやら私の目には子供の霊は捉えにくいという事も分かった。
見えなければ、普通の治療ではとれないのが霊障なのだ。
(過去ブログ参照)
私の場合、もし霊障を見つけても、いつ、何処で、
どんな風に拾ってきたのか、どんな風に亡くなったのか等は分からない。
只、見つけたら除霊するというスタンスだ。
そのエネルギーの強さや邪悪さは感じる事はできる。
また、写真という極めて少ない材料で、その人の内部情報や今後の事、
注意点、霊がいるか等は、今のところ分からない。
(但し、写真の姿から何処にエネルギーの詰りがあるかで、そ
の性質や性格を引っ張ってこれない事はない。
目を観て霊媒体質くらいは分かるが、写真の写りで騙される可能性もあるので、
出来れば数枚の角度の違う写真が必要)
この後、驚異的な力を持つYですら、難題に悩み心が折れそうになる厄介な事件に巻き込んでしまった。
そして自分の置かれてきた境遇や使命を自覚させられる事になった。
この事件は、かなり不思議な出来事で、一般の方には信じられない事が多くある。
文章にすると何回にも分けて書かないといけないので、
その機会が訪れる迄、封印しておこうと思う。