初診の方や治療を開始して間もない頃に、その方の性格や行動パターンを情報無しで言い当てて、驚かれる事があります。
言い当てる事を目的としているのではなくて、自分だけの世界観を覗きこまれた時や、
本人が無意識的にしていて、言われてから初めて気付く意識や、体の使い方を指摘されると、
治癒力を邪魔していた壁が無くなり治るスピードが数段に上がるのです。
不思議がられる技ですが、真似をされて食い扶持(ぶち)が減るのを覚悟で皆さんにそのテクニックの一部を教えたいと思いますので使ってみて下さい。
何処を触っても良いのですが、解りやすい場所で「頚」があります。
1、さっと皮膚を触ります。
2、両指で頚の横側を右、左と押してみて指に押し返される「抵抗」をみます。
これだけで驚くほどの情報をもたらしてくれます。
1、では皮膚の弾力や指の滑りやすさで「氣の流れ(血流量)と普段している呼吸の質」を読みます。
Ⅰ、調子が良い Ⅱ、いつも前向きで楽しい心 Ⅲ、嬉しい事があった Ⅳ、新しい事を始めようとして勢いがある場合等は、指が皮膚の上を良く滑ります。
ですから前回と比べて、単純に滑りが良い場合は体は調子が良くなったことが分かります。
(しかし、上記のモノは全て感覚は違います)
更に、第三の目である写輪眼(しゃりんがん)を持っている方は、氣の明るさや感情を読み取る事が出来るでしょう。
いつもより「氣の光度」が増して、ワクワクやドキドキの感情を持っている場合は良いことがあったと分かる訳です。
特に女性が恋愛をしている時は、体から発するモノが変わるので分かりやすいのです。
お付き合いしても体が変わらない様なら、クールな関係で長くは続かないな・・・、と予測がつく訳です。
当然Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの逆もあります。
「呼吸の質」とは、ざっくり言えば、普段の呼吸が浅いとか深いとかです。
ここから分かるのは、いつもどの様な事を考えて生活を送っているかという「心の方向性」です。
心が穏やかで溌剌として前を向いているなら、呼吸も深いので酸素が全身に回り、皮膚の潤いがあります。
心の状態がマイナスに向かえば、逆になります。
心の働きが微妙な呼吸の変化を体に与えて、皮膚に流れる酸素量を変えているのです。
(その方の体力、性格、体質から何年、何十年単位でその体に移行してきたのかも考慮してください)
○自由奔放で人に左右されない性格の皮膚。
○明日の何時にこれしてからあれもして・・・と時間に追われてしまっている皮膚。
○神経質で寝ていても睡眠が浅く、物音に敏感で直ぐに起きてしまう皮膚。
○人の話を素直に聞く皮膚もあれば鼻から聴かない皮膚。
と他にも色々とある訳ですが、心の状態は皮膚に出やすい傾向があります。
2、では指で押した時に跳ね返ってくる「力の抵抗」を診て、日常の体の使い方、力み等を読み取ります。
これは表層より少し深い潜在意識にある心の状態、ストレスを受けた時にどの様な反応を起こして対処しているかを読み取ります。
しかし、こちらの説明をすると複雑になっていくので、取りあえず1、を実践してみて下さい。
詳細に診ていくと、同じ体は無いという事と、沢山の情報を持っている事がうっすら見えてくるでしょう。
臨床では
1、は触れた一瞬で読み取ります。
2、は1~10秒以内です。
もっと深い処を診る場合は、話し方、質問に対して言葉を返すまでの間の時間、
声のトーン、体の発達部位と衰退部位から導きだされる性格、チャクラエネルギーの詰まる部位と性質等、と色々と複雑に絡めて診ます。
難しく感じるかも知れませんが、私も臨床で覚えたモノなので出来る筈です。
只、全てが分かる事は無いのでしょうが、、あくまで治療の精度を上げる為の一つのツールです。
この手のモノで一番面白いと思う事は、「予想が外れた」時です。
「ほぇ~、そうくるか~」という思いがけない事です。
すると、新しいデータを更新でき、情報量を増やしていけます。
最近では、遠方からある御年輩の御婦人を診た時でした。
彼女の息子が無双堂で劇的に良くなり、大変喜んでいらしての来院でした。
体を診ると、氣の流れも良く、持っているモノがしっかりしていたので、体を褒めました。
後日、御家族に御婦人の様子を聞くと、治療に対して「不満」だったそうです。
何年か前に少し精神を病み、健康オタクになったそうです。
一見、「体がしっかりして良い」と褒められたら、健康オタクなら喜びそうな氣がしますが、深層心理でいえば同情的なモノを求めていたようです。
手のしびれが取れた事よりも、「体は良い」と言われた事の方が気に入らない、というのは非常に面白い反応です。
さあ、皆さんも御家族の体を触ってみて下さい。
一人一人、皮膚の滑りが違う事に気づく事でしょう。
親なら子供の心境の変化を感じる為のツールとして役に立つことでしょう。

TV大阪 木曜日21:00~日本の良さを伝える番組。
日本人は真面目で勤勉な性質から多くのモノづくりの職人さん達がいます。
一つの事を専ら追及する職人さんは、特殊な能力がついていく事が分かります。
「日本っていいなぁ~」
と再認識させてくれる番組です。

「ナルト疾風伝」
“うちは”一族の家系に伝わる特異体質であり、“うちは”一族の血継限界である特殊な目。
この目を開眼すると観察眼・洞察眼、チャクラの性質を色で見分ける等が出来るという。
また、写輪眼でも個々に与えられる能力は違っている。因みに、霊感があるとか無いとかも観れば結構分かります。
子供でも3歳くらいになれば、霊感がある子ならではの行動パターンを見つけられる事があります。しかし、私の観察眼でみた場合、霊感と思っている方の不思議な現象も、多くは脳の誤作動(バグリ)がほとんどの様にみえます。
霊感(霊的チャクラ)があると言われる人は、淀んだチャクラで行う人が多いのも霊感が強い人の特徴です。

出生前の遺伝子操作により、生まれながらに優れた知能と体力と外見を持った「適正者」と、「欠陥」のある遺伝子を持ちうる自然出産により産まれた「不適正者」との間で厳格な社会的差別がある近未来を描いた作品。この映画では遺伝情報で人生の大半が決まっている、という前提で物語が始まっている。皮膚等からでも体質や性格を導いてこれるなら、個人情報が漏れているという事になるのかな・・・。