コーヒーの害を唱えだしたのは、今から13年前になる。
患者さんの体に触れて、これだと1日3杯だ、5杯は飲んでるな~と
当てるから、驚かれてきた。
「冷えの質と程度」で見極めるのだが、それだけ身体に悪影響を
与えている証拠でもある。
さて、約3年程前、権威ある機関が、コーヒーを1日3.4杯飲む人は
癌になる確率が4割減るという発表をした。
マスメディアでも大々的に取り上げた為、飲まなかった人まで
飲み始めたのは記憶に新しい。
「これで、癌になる人が逆に4割増えてしまったなあ~」
と患者さんに何度も話した。
その頃のブログを参考にして頂きたい。
最近、TVでコーヒーが癌の発生を抑えるという話が出ている。 調べてみると、コーヒーの成分の中に良いモノが沢山入っているから、 1日3~4杯飲むと癌の発生が減り、心臓・脳血管・呼吸器の疾患が4割減るという。 (国[…]
前々回のブログで、コーヒーは癌に逆効果であり、 他にも欠点をいくつか挙げた。 コーヒーを止めてから体調が良くなった、 というお声を沢山頂くが、そうなると、何を飲んだら良いですか? と、質問を受ける[…]
それが先日のニュースで遂に、コーヒーの発癌性を米ロサンゼルスの裁判所が、
スターバックス等販売業者に対し、警告を表示すべきとの判決を下した。
https://www.sankei.com/economy/news/180331/ecn1803310025-n1.html
原告側は、発癌性が指摘される、化学物質「アクリルアミド」が、
コーヒー豆の焙煎で生じるとして、この化学物質を取り除くか、
警告表示をするかのいずれかを求めていた。
この「アクリルアミド」が、実際に原因なのかは、取り除いたコーヒーを
飲み続けて、私の身体で実験しないと、今は何とも言えない。
情報は大切だが、最終的には自分の体で判断するしかない
良い事例だと思って取り上げてみた。
さあ、皆さんは何を信じますか。