寒い~。
毎朝、リビングに降りてくると、4~5度。
灯油ストーブを点けるのが日課になっています。
この寒さの次は「花粉症」の時期に入ってきます。
花粉症については、過去のブログに書いたのでここでは割愛します。
花粉症を治してみませんか? 花粉症は治療で大幅に改善します! [sitecard subtitle=関連記事 url=https://musoudou.com/chiryo/kafun] 治らないと思って薬に頼っている方は[…]
花粉症やアレルギー症状を持つ方、仕事で一日中パソコンを使っている方は、特に目に反応が出る方がいます。
「目の玉をとって洗いたい!!」
そんな話を聞いた事は誰しもあると思います。
実は、それに近い事は出来ます。
その方法を施すと、ほとんどの方は感激し、定期的に治療を受けに来て下さいます。
それは「鍼治療」
しかし、教科書通りの目のツボに関連する処に鍼をしても、残念ながら「目の玉を洗った様な感覚」にはなりません。
(厳密には技術は必要ですが、手足の末端から目の奥に効かす事は可能ですが、即効性と明らかな効果を見せるのには刺激が強くなってしまうので、あまり最近はしていません)
そこで無双堂が行うのが「眼窩内刺鍼(がんかないししん)」
目の玉と上眼窩(目を入れている骨)の間に鍼を滑りこませ、目の奥の方の血流を一気に上げていきます。
その効果は素晴らしく、新しいコンタクトレンズやメガネに変えた時の様に視界が開け、クリアでハッキリした景色が見える様になります。
正に「目の玉を洗った様な感覚!」
(この写真で使っている鍼の太さは3番の太めの鍼です。通常は細い鍼を使います。目の疲れに合わせて4段階の太さを用意しています)
それでは「眼窩内刺鍼について、Q&Aで分かりやすくその効果と安全性を観ていきましょう。
Q:痛みはありますか?
A:ほとんど痛みはありません。患者さんによく使っているのは02番という極細の鍼です。(触るとしなるように柔らかい鍼)
Q:鍼の深さはどのくらいですか?
A:1センチ弱くらいです(目のコリ具合により前後します)
昔は自分を人体実験の様にしていたので、3番の太くて長めの鍼をグイグイ入れて何処までいくか、どんな感じになるかを調べていましたので、深く入れても問題はありません。
只、そんなに深く刺さなくても十分効果があります。
Q:安全性は?
A:目に鍼をすると聞くと、失明するのではないか?と考えがちですが、目に刺すのではなく、目に沿わして入れるので問題ありません。
この眼窩内刺鍼をするようになってから20年程経ちます。
鍼治療をしている方達の多くにこの治療を施してきて、単純計算で10,000以上の目(2020年まで)に眼窩内刺鍼をしてきていると思いますが、機能障害、失明などは一切ありません。
Q:内出血はしますか?
A:基本的にはしませんが、眼圧が上がっている方や元々内出血しやすい体質の方は内出血を起こす場合があります。
その場合、少し青くなりますが自然と吸収されていきます。
只、一つ問題なのが内出血がひどい場合は、まぶたに広がる為に、目をぶつけた様な模様になる事があります。
(自然と吸収されますが1~3週間はかかるかも知れませんが、目の機能は爽快ではあります)
Q:効果にはどのようなものがありますか?
A:
1、視界が広くなり、モノがハッキリ見えます。
2、目の疲れが大幅に改善されます。
3、白内障・緑内障に効果があります。
昔、あるプロレス団体のマスクの選手を診ていた事がありました。
激しい練習で頭から落ちる事が多く、それが目に影響を及ぼして、直線の線が変な角度で交錯して真っ直ぐに見えないそうです。
それがこの治療をした直後はいつもかなり改善すると言っていました。
(只、ここまでひどい場合は少し裏ワザを使います。)
如何でしたか?
「目の玉をとって洗いたい!」という方は眼窩内刺鍼はお勧めです。
目の玉を洗いたい!!
こんなイメージでしょうか。その夢は「眼窩内刺鍼」で叶うかもしれない。
「眼窩内刺鍼」だけでも十分効果がありますが、私は「エネルギー透過術」なるモノを開発して、鍼を抜いた後にも更なる効果を上乗せしています。
更に特殊な目には「鍼氣術」なる技術で、鍼と氣を重ねる方法もあります。
追伸:
最近、私自身にしているのは、目を開けたまま目の玉の上下左右の眼窩内に4ヶ所刺します。
しかも、深さを3センチくらい入れて目の奥の奥に効かしています。
この刺し方ですと目が開けられるので鍼を刺しながら普通の生活が出来るので便利。
しかも、目の玉を動かす複数の外眼筋にアプローチ出来るのでその効果は計り知れない。