前回のつづき。
H母
「H家には呪いがあるのよ」
Hさんの父は医者。
そのまたお祖父ちゃんも医者。
代々続く医者の家系で、お父様で18代目。
かなりの名家で、その血統は名家同士で行われてきたそうです。
時代は遡る、、、。
ある日、
7代目が気が狂ったとかで、刀を振り回し
家族全員を殺害したそうです。
7代目は名家からお嫁さんを貰っており、その人との間に子供が生まれたばかり。
奥さんの実家に早馬が送られ、実家の男たちが馬で
H家に到着した時には全員殺害された後でした。
ただ、生まれたばかりの赤ん坊は危険を察知した乳母が抱いて
逃げて助かったそうです。
そして、その血統は今も続いているのです。
そんな事件を起こした7代目に墓石が建てられることはありませんでした。
赤ちゃんを産んでくれたお嫁さんは亡くなったのに、
H家が続いているのは、奥さんの実家からしたら許せない、、、。
その呪いがあるのかも知れない、、、と。
実は、Hさんの様に左半身前側が
上手く使えない人がもう一人いて、、それが祖父の兄。
祖父の兄も医者だったので戦時中は
軍医として馬に乗らないといけなかったのですが、
自力では乗れなかったそうです。
ようやく乗せても反対側から落ちる、
というようなことを繰り返していたようだったらしい。
祖父兄の次はその孫の代であるHさんに、、、。
そんな事があるのだろうか、、。
理由は良く分からないが、兎に角、邪気を抜いたら
全てが変わったということです。
しかし、私は8代目に言いたい。
「生まれる前の情報、書き換えさせて頂きましたぜ✨」
※本人の許可を得ています。
※気功、邪気抜きは依頼されてすることはありませんので御了承下さい。