Hさん 「顎の処がシクシク痛むと頭痛がきて、そのあと必ずヘルペスになるんです」
「先生は何でも言って良いって言ってくれたので、どうですか?」
私 「良いですよ、じゃー、今回は出ないように調整しますね。」
「でも、僕は直ぐに治療したこと忘れるから、結果は次回来たときに教えて下さいね。」
案の定、次の治療では、この会話を忘れていました(..;)
Hさん 「先生、ビックリしました。本当にヘルペスが出なかったんです!!」
私 「え~、どんな治療したかな~(ーー;)」
無双堂を総合科と云われる方がいますが、色々なアプローチが出来ます。
最近、面白い症例を診ています。
「巻き爪」です。
この業界にいて、まだ診たことも無かったですが、
そういえば、誰も治してくれとは言われなかった疾患です。
Sさん43歳
右足の外反母趾が痛むので診て欲しい、とのこと。
確かに少し曲がっていますが、以前に診た90度曲がったモノに比べれば、可愛いモノでした。
1回のSPT療法で、痛みは激減。2回目の時には痛みはほぼ無くなっていました。
すると、正常な左よりも真っ直ぐになっています。
その時に左足の「巻き爪」も痛むと訴えます。
「さてさて、巻き爪とはどんな歪みを持っているのかな~~」
と調べてみると、第一関節で歪みの軸を持っていました。
それがあるから、間違った刺激は爪に負荷が掛かり、歪みを生じさせるのです!
SPT療法で調整すると、2回目で痛みはほとんど消失。
次は、食い込んでいる爪の調整です。
そう、「爪の整体」をするのです。
おそらく、世の中にはそんな治療方法は無いとは思いますが、
爪の調整は出来ます。
食い込んでいる爪の仕組みを変える為には、形状を変えていかなくてはいけません。
痛みを取るのは簡単ですが、やはり本来の爪の形に戻すことが治療の最終目的です。
今後も経過を載せていきたいと思います。
治療前 左足の親指の爪はドーム状に盛り上がり、サイドは食い込んでいます。
治療経過中 爪のドームが滑らかになってきて、食い込みが少なくなる為、痛みが消失します!