Sさんの身に起こった不思議な体験を、是非ブログにして欲しいと言われたので
本人に確認を取りながら書いてみます。
Sさん(36歳)は不妊治療で来院。
結婚して6年経つが、子供を授かることが出来ず、西洋医学の病院に4カ所、
東洋の治療院に3カ所通ってきた。
生活面での食養や運動、肌着に至るまで、徹底している。
また、心理学やヒーリングの観点から潜在意識の浄化・書き換え等、
メンタルの方面まで考えられる事はすべて実行してきた・・・。
私はSさん程、すべてに置いて、各分野のバランスと徹底した実行力を持った患者さんを見たことはない!
100点満点である。
(因みに、これらの情報は最初は知らなかった。)
夫婦共に特に身体的に問題はなく、これだけの事をしてきたにも関わらず
妊娠は出来ず、病院・治療院を6年も通ってきた。(合計7カ所)
中でも「冷え」がひどく、改善する為に10年間、真剣に取り組んできていた。
私がブログで書いてきた「冷え」に対する悪いモノは当然、一切摂っていない。
後から聞いたのだが、幼稚園くらいの時から26歳頃まで足が冷えると立てなくなって
小さい頃はよく泣いていたそうだ。
26歳から、冷えを治そうとあらゆる分野をしてきて10年経つが、やはり冷えているのだ。
さて、私が不妊治療をするにあたり、一番ホッとすることがある。
それは、不妊になる要素が、体にあることだ!
「ある」ということは、それを無くせば、妊娠する確率がグンッと高くなる!
臨床的に診れば、港に流れている情報は、一番大切な処の的を外していると言わざるを得ない。
妊娠に必要なこと
1.骨盤の形と骨の質と機能性(過去ブログ参照)
2.冷えを無くす。(特に下腹部)
Sさんは両方の要素をしっかり持っていた。
骨盤はチョチョイのチョイッと治すのだが、私は、Sさんの体の部分的に起こっている
強ばった微妙な緊張を見逃さなかった。
上半身は見事に力が抜けていて、氣の流れが活発なのに対して
骨盤から足先にかけて、気の流れが少し悪く、何かを拒絶するかの様に
微妙な緊張があるのだ。
私 「上半身の流れは非常に良いのに、骨盤から下の流れが悪くなっています。
Sさんの性格からいって、こんな緊張を生むことはありえない。
普通の人なら真逆に出ます。」
Sさんの性格から・・・というのは、エネルギーの質と皮膚や筋肉の
弾力から読み取っている。
初診の方や治療を開始して間もない頃に、 その方の性格や行動パターンを情報無しで言い当てて、 驚かれる事があります。 言い当てる事を目的としているのではなくて、自分だけの世界観を覗きこ[…]
私 「Sさんは人の悪口とか言ったりしないでしょ?
女の人って、そういうの好きじゃないですか、誰々さんはね、って、
そういう井戸端会議・・・・」
Sさん 「はい、そういうのは嫌いです。」
やはり、ここは避けて通れない道かと思い、意を決して聞いてみた。
私 「Sさんの様に明るく、優しく、愛情のある人が、体にこんな緊張を起こすハズはない。
事故等の衝撃とも違う。
あなたは一体、どんな家庭環境で育ってきたのですか?」
Sさん 「実は私・・・、」
・・・つづく・・・
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