最近、随分寒くなった為、ギックリ腰になる方が増えています。
ギックリ腰は少しの動作(振り向いた時、軽い荷物を持った時等)で
急に発生した様に見えますが、
私から言わせれば、そこに行きつくまでの下地が十分にあります。
腰の筋肉が随分固くなっているので、本来の腰の筋肉の弾力を保っていれば、
ギックリ腰にはならないといえます。
ギックリ腰になってしまったら、一つ注意点があります。
体を引きずってでも、何とか来院される方がいますが、止めた方が良いです。
もう動けないくらいの痛みであれば、寝ている方が一番の治療になります。
体を温めて、ひたすら寝てる方が良いのです。
少し動ける様になってから、腰部の筋肉の調整をして、腰椎の矯正をすると急激に良くなります。
そういえば、風邪も流行っています。
少し前に、風邪やインフルエンザの対処法をブログに挙げましたが、
お話を伺うと、患者さんのほとんどが風邪薬を飲む習慣があることにビックリさせられます。
私の話を聞いて、風邪薬やインフルエンザワクチンは使わない方が良いと頭で解っても、
どこかでピンとこない方も多いようです。
というのは、風邪を引いている方に、頭痛や喉の痛みを即座に抜く治療を施すと、
急に風邪が経過して治っていきます。
「先生、あれから直ぐに風邪が治ったのです!!凄いから皆に話をしました!!」
と言われるので、逆にこちらがビックリさせられます。
こちらは当たり前の事だと思っていたのに、
患者さんからすれば違う事なんだと思う典型です。
さて最近、治療に来て頂いている芦屋マダム達の中で、面白い話があったようです。
その方は、何処に行っても治らなかった症状が、無双堂で直ぐに改善されたのですが、
少し疑問に感じるものがあったようで・・・。
「私はいつも、若先生にしか診てもらっていないのだけど、大先生は何処にいるのだろう?」
ほとんどの方が紹介で来院される事が多いのですが、紹介する側の方も、
治療内容を伝えることが先行する為に、あまり私の容姿については伝えていない事が多く
「思ったより若い先生だよ~」
という曖昧な表現が多いようです。
その曖昧さゆえに、ひげを蓄え、玄米菜食で仙人のようなお爺さんをイメージして来院される方もいらっしゃるのが現状で、
私と会うと 「あれ?えらく若いぞ~?」
と面食らったような顔をされることが・・・。
そういえば、名古屋に呼ばれて往診をしていた10年ほど前は、もっと童顔だった為に、
世話をしてくれる方の家での泊まり込みの治療に、初めて来られた方々は
「何処に先生がいるのだろう?」
と気が付いてもらえないことがほとんどでした。
治療を行う部屋にスタンバイしている私を、
世話をしてくれる方の親戚の人だと思っている方も多かったのが懐かしい思い出です。
では結論です。
「無双堂には大先生はいません!若先生しかいないので宜しくお願いします。」
福岡正信
「自然農法」の創始者福岡氏は病気で生死をさまよった時に
「人知・人為は一切が無用である」と気づきます。
福岡氏の「一切無用論」「無」の思想の誕生です。
「無農薬、無肥料、無除草、不耕起(耕さない)」の自然農法を確立し世界的に有名になります。
アジアのノーベル賞といわれる「マグサイサイ賞」を受賞。
福岡氏は仙人のような方でしたが、無双堂の若先生もそんなイメージがあるらしい・・・。