患者さんから山アプリを教えて頂いた。
これを使うと、山の地図を取り込めるだけでなくGPSで、
自分の軌跡を見ることが出来るという。
しかも電波が届かなくても大丈夫なのだ!
早速、取り込んでみると他の方の山情報が出てくる。
すると、「無双洞」の文字が・・・。
なんだ、この運命的な出会いは・・・。
しかも、情報を挙げた方は私の見た日にアップしてくれていたという偶然。
Go! Go! Go!
「無双堂が無双洞へ行く」の巻き。
奈良の吉野を超えて、和佐又山という処が出発点。
キャンプ場で前泊して明朝に出発。
綺麗な朝日、標高が1000メートルを超えると夏が丁度良い位の寝床といった感じで、
意外にグッスリ眠れていた。
明朝6:00出発
修験者の祖、「役行者」が初期に修行していたと言われる多くの「窟(いわや)」を横目に、
歩いていく。
やはり、そういう場所は波動が変わるので、その変化を楽しみにながらドンドン進んで行く。
笙の窟(しょうのいわや)。巨大な岩壁の下、ここで役行者が修行されていたらしい。
何故、この大峰山脈で多くの修験者が修行したのかというのは、この地に来れば納得できる
圧倒的な自然の雄大さと霊気なのかも知れない。
野生のフクロウや鹿、見たことの無い大きいカエル。
7時間半山にいたが、誰1人とも会うことの無い空間。
普通、人がよく歩くところは「人の気配や念」が残っているので、私はあえてそういう場所は
避けて通る癖があるが、そういうモノを打ち消し飲み込んでいく力がここにはある!
道端にいた18㎝はあろうかという大きなカエル。すごい色。
屋久島を彷彿させる苔むしる大地
枯れ木に生える、見た目は美味しそうなキノコ
これは食べたらダメなやつだな~。
さて、目的地の「無双洞」へ到着。
無双洞は洞窟になっていた。
水量が多くジャンジャン水が湧き出ている。
洞窟探検は水量が少ない12月がお勧めらしい。
今回は無双洞の湧き水を汲んで、ヒロ珈琲のコーヒーでお昼ご飯。
洞窟に見えるのが「無双洞」。湧き水がすごい勢い。
無双洞の湧き水で昼食と珈琲タイム
山中にある怪しげな看板を発見。
「底無井戸」スマホのライトで見ても底が見えなかった。自然の造形美に驚く。
コース
和佐又山~大普賢岳~国見岳~七曜岳~無双洞~和佐又山
(活動時間7:27 距離11.7キロ)
2回迷子になっていたが、このアプリのお陰で遭難せずに戻ってこれた。
無双洞の旅、最高でした!!