「半月板断裂」のロッキングについて。
Eさんは自宅のベッドから下りようとした時に、
膝が「バキッ❗」と鳴って動けなくなった。
診断は「半月板縦断裂」
その後に、膝が動かなくなるロッキングを発症。
直ぐに連絡がきて相談を受けました。
「手術はしたくない‼️」
さて、Eさんはヨガやピラティスや東洋医学に精通した体の専門家。
人体の神秘を知っているだけに、医者やリハビリの先生に
めくれた半月板がどうにか自然と治らないかと質問。
「治らない！！」
と返事が返ってきて即手術を勧められました。
半月板がめくれてロッキングがかかっている訳ですが
果たして手術しかないのでしょうか！？
結論から言うと、ロッキングは治る！
と私は思っています。
臨床で２０年余り、膝も色んな症状を診てきました。
その中で、過去にロッキングになった人達で、何もしなかった人達に聞いてまわると、
いつかは自然と治っているんですね。
私も「半月板水平断裂」をしてパンパンに腫れて、
すごいロッキングになりましたが、経験的に大丈夫だと知っていたので、手術もしませんでした。
しかも２ヶ月後には、ロッキングのまま百名山の冬山を２つ登っていました。
しかし、これは本当は良くはない‼️のちに反省。
Eさんも、施術の９日後に連絡を頂きました。
「ロッキングが解除されました🎵」
受傷後から１２日でロッキングが解除される驚愕のスピードでした。
半月板断裂で最も大切な事は、自分がなって分かったのは
その後の運動は慎重に、、、。
少なくても半年、１年は無理な負荷はかけないことですね。
（ぶっちゃけ動けちゃうんですよね。それが駄目🙅）
半月板は血流量が少ないので回復しないと言われているので、治りが非常にゆっくりだということです。
だから治らない！！といわれる所以。
断裂までいった場合は、その後の工夫が非常に重要。
お勧めはカサハラ式の「さらし固定」。
個人的には膝窩動脈は避けて内側と外側の靭帯を補強するように巻いて、
縛る強さも治る過程に合わせてその都度変化。
本通りに真面目にやると加減が分からず、
圧迫による「水ぶくれ」が多数出来ます🥺
患者さんにも、他で巻いてもらったら水ぶくれが出来た方がいました。
大阪医科薬科大学病院が昨年年末に治験をしていた人工半月板。
これは、見事！！だと思っていたら、今年の３月には臨床を止めていました。
人工関節に比べるとはるかに負担も少なく、簡単で予後も良さそうなのに。
しかも安価に出来そうです。
必要なのはグンゼの開発した繊維なので、お金もかからないし、自分の半月板と癒合する優れもの。
なぜ消えたのか？？
医学界の大人の事情が働いたのかな？
宝塚市の無双堂鍼灸整骨院では、半月板損傷や半月板断裂などの整体や鍼治療があります。
※追伸
Eさんの治療は3か月で6回治療しました。
それから3か月経って来院した時には「痛みはない！！」
とおっしゃっていました。
実はEさんは、昔同じところの半月板を痛めて手術していました。
流石に今回は無理だろうと、本人も諦めていましたが見事復活！！
臨床は試してみないと分かりませんね。
宝塚市の無双堂鍼灸整骨院では、半月板損傷や変形性膝関節症などの膝の整体や鍼治療があります。
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