宝塚から日本全国へ。
表舞台に出ることを極端に避けていた人が、えらく大それた事を考えています。
湧き上がる内なる声に徹底して耳を傾けていると、無数の新しい技術と発見があります。
特にこの3年程、ほとんど体に関する書物に目を通さなかったにも関わらず、
そちらの方が飛躍して深いモノを会得している様に感じます。
実際の患者様の身体を診ている方が、本で得られる知識よりも断然に深く、細かいものがあるのです。
私がこの業界に入った時から座右の銘にしている言葉があります。
「書物は死本なり、死本をもって生きた人体に当てはめるべし」
(本で得られるものは単なる知識であり、それが本当であるかは生きた人体に照らし合わせ、
己で調べて発展していくしかない、ということ)
治療の世界に身を置くと、不思議な都市伝説が多いのではないか?と思う事がしばしばあります。
治らないと云われる病名が沢山ありますが、実際は、治療成績が良いものもあります。
そういった都市伝説の囚われを無くすことにより、より健康で元気な体を手に入れる事が
可能ではないのか、自分自身の身体レベルを上げる調整法や健康法を知るだけで、恐れはなくなると思うのです。
最近の氣功・整体道場では、無双堂のオリジナルの健康法・調整法を指導しています。
いくつか、ご紹介します。
まずは、健康法という時間を割かないで元気になる為の姿勢があります。
○「1ミリ間隙姿勢(仮名)」
これは従来の「形から入る正しい姿勢」ではなく、イメージを先行させて自然と
エネルギーが身体をくまなく流れる方法です。
「イメージが正しい姿勢を導く」という、新しい姿勢法といえるでしょう。
(形にこだわり過ぎて逆に疲れてしまった、という経験をした人は多いと思います。)
○代謝を上げ、肋骨美人になる為の「肋骨美人呼吸法」
(肋骨美人は2012年7月18日のブログ参照)
先日、久しぶりに本屋に行ってみたら、 「骨盤」関連の本とグッズが沢山積み上げられていたのでビックリしました。 多いとは聞いていたが、まさかここまでとは・・・。 ありすぎて、選ぶ方が大変・・・。  […]
呼吸法には胸式呼吸や腹式呼吸といった代表的なモノを始め色々ありますが、
本当に呼吸が浅い人には難しい呼吸法でもあります。
そこで、「肋骨美人呼吸法」はまったくもって新しい発想を取り入れ、
「肋骨を広げずして肋骨の能力を高める呼吸法」といえます。
代謝がアップしますので、先の姿勢法とこの呼吸法だけでも体力はかなり上がります。
○骨エネルギー・骨密度を上げるBONE CONTOROL法
メニューにある美容系の「繁式BONE CONTROL」は狭義の意味で、
広義のBONE CONTOROL法は一般の方でも出来る健康法です。
セルフセッションとパートナーセッションがありますが、
どちらも民間療法の中に新しく取り込まれる価値があると思います。
まず、骨エネルギーといわれるとピンとこない方が多いと思いますが、
骨エネルギーを高めると全身に「氣」を巡らせる事が出来るのです。
「氣功」を教えるのは簡単ですが、非常に奥が深く、センスが必要です。
しかし、「BONE CONTROL法」は氣功を知らなくても、全身に氣を巡らせる事が出来る上に、
氣功の様に変性意識を使わないので疲れないメリットがあります。
まさに民間療法にピッタリです。
早速、道場生が、習ったBONE CONTOROL法を自分のバネ指にしていたら治ってしまったそうです。
(医師からは治らないと言われていたそうですが・・・。)
もう一人は、指が変形して腫れるヘパーデン結節に対して行っていると、
形が変わりほっそりしてきたと喜んでいました。
難しい医学知識も必要とせずに、大きな効果があれば、
私の様な職種はお払い箱になってしまいますね・・・。
さてさて、これらの技術は日の目をみる事があるのやら無いのやら、
後は運命という海にたゆたう存在として、天に身を任せていきたいと思います。

スタイルを保とうとする、理想の肋骨といえる。

「1ミリ間隙姿勢(仮名)」のヒントは坂東玉三郎さんの姿勢にありました。
存在そのものが芸術・別格だと思わされてしまう程の立居振舞。
その姿を見たときに、長年の疑問を氷解させて頂きました。